ここ数日、感染に関して記事を書いていますので、今日もその流れをつないでいこうと思います。
今日は、MRSAという菌について書いてみたいと思います。
MRSAとはMethicillin Resistrant Staphylococcus Aureus
の略で、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌のことです。
メチシリンという抗生物質に対して耐性ができているため消毒や、抗生物質が効果を発揮しないブドウ球菌というわけです。
MRSA感染者は例のごとく老人ホームなどの施設で時々見かけます。
感染経路や、原因などはいろいろありますが、高齢者のように免疫力が低下している人が感染してしまうケースが多いようです。
福祉施設などでMRSA感染が広がる理由としてはいくつかあると思います。
1つは、先に述べたように高齢者は免疫力が低下しており感染しやすいということ。
老人ホームなどは一度入居したら長期間そこで滞在することで、感染の機会が多くなること。
さらに、高齢者の介助をする介護職員や、看護師などを介して広がる可能性があるということなどから病院や、福祉施設などでの院内感染はよくある話です。
MRSA感染の経路としては
1)MRSAに汚染された器物・手指を介した接触感染
2)MRSAを含んだ飛沫を吸い込むことで起きる飛沫感染
3)治療器具(各種カテ−テル等)を介した感染
などが代表的な感染です。
また
黄色ブドウ球菌の特徴としては次の6点に要約されます。
1)健康なヒトにはなんら病原性を発揮しない
2)鼻腔などに常在菌として、あるいは一時的に定着する
3)乾燥に強く、乾燥状態で1か月近く生存する
4)ヒトの手が触れる場所で生息する
5)消毒剤への抵抗性が強い
6)感染の成立と菌量に相関性が少ない
などの特徴から、感染予防のために処置前後の手洗い、消毒を確実に行うことや。
マスクや手袋のしようで、直接接触する機会を減らすことで、感染機会を減少させるなどの対策が一般的です。
介護の現場で働く際もくれぐれも注意をしなければ、自分が感染媒体になって多くの人にMRSAをうつして回ることになってしまうので、くれぐれも注意しましょう。
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